2009年06月09日

ヴァージンは美味い。

20090609210658.jpg20090609211101.jpg

ヴァージンは美味い。
世に晒され、熟れた感じも好きだが…「生(き)」を感じるなら、やはり初々しさを感じるヴァージンには敵わないだろう…?
今日はあまりご機嫌とは云えない事があり、お気に入り!のとって置き!を試したくなった…。
お気に入りのキミは濃色の琥珀色の肌身。鼻を近づければ実にフルーティーできりっとした香り。その肌に口を付ければヨード香を包み込むようなエレガントな味わいもする。そして、性格は強烈かつパワフルだが、絶妙なバランス感があり、実にエレガント。今酔、そんなキミを楽しめるのはとても、幸せな気持ちになる…。

我が家の酒庫から引っ張り出したのは「LAGAVULIN'16」。ショットグラスを愛撫するかの様に口に運ぶ…。アイラモルトと出逢ってから、20年来のベストなウイスキー。これを飲めば本当に幸せな気持ちになる。まして、開封直後のヴァージンはウイスキーの素性がバッチリと分かり、その個性を強く印象付けてくれるから、ボクは好きだ…。
昼間の嫌な事をお酒を飲んで憂さ晴らし…陳腐でお手軽な手法だが、これを飲むとその行為が正当化されたような気分になる。これも、オヤジのカタルシス…素敵な女性でもいれば申し分ないのだが…
posted by 水戸ブースカ at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月08日

ガンバレ!水戸ホーリーホック!その5

20090607145751.jpg20090608220501.jpg

昨日はJ2第20節「水戸ホーリーホックvsヴァンフォーレ甲府」の試合をひたちなか市総合運動公園陸上競技で観戦して来ました。
今シーズン8回目のゲーム観戦!我が水戸ホーリーホックはトップチームの選手10名が怪我やコンディション不良でレギュラークラスの選手の欠場が続き、5月に急遽レンタルした選手がスタメン出場の厳しい台所事情。現状を考えると「引分けOK」のホームゲームですが、この2チームはJ2屈指の攻撃的なチーム同士の対決なので、点取り合戦を予想していましたが…、結果は「0-1」の最小スコアでの敗北。両チーム決定的チャンスの少ない、あまり面白みの無い試合でした…。残念。
そうそう…先日、Jリーグ300試合出場を達成した本間幸司選手のメモリアルプレートが我が家に届きました!期間限定の完全受注生産品!シリアルナンバーは勿論のこと、実使用したキーパーグローブの切れ端(失礼!)もプレートに添付されているファン泣かせの商品です。
数週間前にネットで注文していたのですが、偶然、その日に本間選手に某Berで遭遇し、カウンターで暫しご一緒することが出来ました…(失礼と思いほとんど話していませんが…)。関係者もご一緒のプライベートで申し訳ないと思ったのですが、記念に一杯ご馳走させていただきました…。その後、ボクの方が先にお店を後にしたのですが…態々、出口まで送っていただき、言葉を掛けてもらい恐縮してしまいました…。
さすが…俺たちの幸司!
posted by 水戸ブースカ at 22:19| Comment(13) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月06日

ハルキスト失格

20090604-00000001-maiall-ent-view-000.jpg

村上春樹の「1Q84」が手に入りません。
東京地区では発売日前の5/27頃から書店に並んでいることをmixiのコミュニティーで知り、それ以来…足繁く書店に通っているのですが、売ってません。
ハルキスト失格です。
せめてもの「罪滅ぼし」…
2月に村上春樹がイスラエル文学賞を受賞した時、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃を批判したスピーチを和訳するのが、一部のファンで流行ったのですが…その時、アップしそびれた和訳を書込みます。当時、気に入った和訳がなかったので…拙い英語力を駆使して、「ハルキ風」に訳してみました…。その時は全文がネット上で出回っていなかったので、要約されたスピーチだと思います。興味を持った方はネットで検索して下さい…、きっと、正しい和訳文が見つかります(汗)。


So I have come to Jerusalem. I have a come as a novelist, that is - a spinner of lies.
 という訳で…ボクはイスラエルまでやってた。ボクは「嘘の紡ぎ手」…つまり、小説家としてここにやって来た。

Novelists aren't the only ones who tell lies - politicians do (sorry, Mr. President) - and diplomats, too. But something distinguishes the novelists from the others. We aren't prosecuted for our lies: we are praised. And the bigger the lie, the more praise we get.
 小説家は嘘をつく唯一の人種ではない。−政治家(失礼、大統領閣下)や外交官もその類だ。ただ、ボク達と彼らの相違点だ1つ。ボク達は嘘をついたとしても訴えられることはなく、むしろ賞賛され、しかも、嘘が大きければ大きいほど賞賛も大きくなる。

The difference between our lies and their lies is that our lies help bring out the truth. It's hard to grasp the truth in its entirety - so we transfer it to the fictional realm. But first, we have to clarify where the truth lies within ourselves.
 ボク達の「嘘」が彼ら(政治家など)の「嘘」と違うのは、ボク達の「嘘」が「真実」を導き出す「望み」となること。ただ「真実」の全てを把握することは簡単ではないし、ボク達はそれを一度、フィクションの領域に置き換える必要がある。まず最初にボク達自身が明らかにしなければならないのは皆さんの内面にある「本当の嘘」かもしれない…。

Today, I will tell the truth. There are only a few days a year when I do not engage in telling lies. Today is one of them.
 今日、ボクは「真実」を語ろうと思う。それはボクが「嘘の紡ぎ手(=小説家)」ではない、年に数日しかない、その内の一日ということなる。

When I was asked to accept this award, I was warned from coming here because of the fighting in Gaza. I asked myself: Is visiting Israel the proper thing to do? Will I be supporting one side?
 この賞の知らせを受けた時にガザ地区での戦闘が続いていたこともあり、この地を訪れ、ボクが受賞することを戒める人もいた。ボクは自分に「イスラエルを訪れることは正しいのか?」これを受賞することで「どちらかを味方することにならないだろうか?」と問いかけてみた…。

I gave it some thought. And I decided to come. Like most novelists, I like to do exactly the opposite of what I'm told. It's in my nature as a novelist. Novelists can't trust anything they haven't seen with their own eyes or touched with their own hands. So I chose to see. I chose to speak here rather than say nothing.
So here is what I have come to say.
 ボクは熟慮し、そして…結局、ここに来ることにした。何故なら、多くの小説家がそうであるように、ボクも人から言われたことに反対のことをするのが好きだからだ。これは、小説家としての本能だと思う…。小説家は自身の目で見て、自身の手で触れたもの以外を信用しない。結局、ボクはここへ来て現状を目にすることを選択した。つまり、口を噤むよりも、ここで話すことを選んだのだ…。ボクが云いたかったのはそういうこと。

If there is a hard, high wall and an egg that breaks against it, no matter how right the wall or how wrong the egg, I will stand on the side of the egg.
 例えばの話、硬くて高い壁がそこにあって、その壁に卵が投げつけらたら、いかに壁が頑強で正しくても、卵が脆弱で間違っていたとしても、ボクは卵の見方さ…。

Why? Because each of us is an egg, a unique soul enclosed in a fragile egg. Each of us is confronting a high wall. The high wall is the system which forces us to do the things we would not ordinarily see fit to do as individuals.
 どうしてかって?やれやれ、ボクたちも「卵」だからさ…。かけがいのない「命」を壊れやすい殻の中に宿した卵なんだ。ボク達は誰もが高い壁に立ち向かっている。高い壁とは、普通なら一人の人間としてやるべきではないと思うようなことまでやらせようとするシステムのこと。

I have only one purpose in writing novels, that is to draw out the unique divinity of the individual. To gratify uniqueness. To keep the system from tangling us. So - I write stories of life, love. Make people laugh and cry.
 ボクが小説を書く目的は一つ…。それは、人間の中の無二の神性を描くこと。唯一無二であることを祝うためであり、システムがボク達を混乱させるのを防ぐため。だから、ボクは人間が笑ったり、泣いたりする「人生」や「愛」について物語を紡ぎ出すことを生業にしている。

We are all human beings, individuals, fragile eggs. We have no hope against the wall: it's too high, too dark, too cold. To fight the wall, we must join our souls together for warmth, strength. We must not let the system control us - create who we are. It is we who created the system.
 我々はみな同じ人類であり、独立した人間であり、壊れやすい卵。どうしようもないくらい高くて、暗くて、そして冷たい壁との戦いは臨んではない。壁と戦うには、我々は魂を一つにし、温めあい、力を合わせなければならない。そして、絶対にシステムに主導権を握らせてはいけない。−システムは我々がどんな人間かを規定させてはいけない。我々がシステムを規定するのです。

I am grateful to you, Israelis, for reading my books. I hope we are sharing something meaningful. You are the biggest reason why I am here.
 あなた方に感謝します。イスラエルの皆さん、私の本を読んでくれてありがとう。何か意義深いことを分かち合えたらと思います。あなた方がいることが、私がここに来た最大の理由…。

posted by 水戸ブースカ at 10:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。